ごあいさつ
私が麓華苑、介護事業を始めるきっかけとなったのは、診療所へ来られたあるご高齢の女性の一言でした。
「私は一人暮らしをしていて、これから先の生活がとても不安です。でも、ずっとこの町で暮らしていきたい」
この言葉を聞いたとき、私はこの方のみならず、多くの方が共通して持っている不安・悩み、そして、住み慣れた家・町で生活を続けていきたいという願いを感じました。
私に何かできることはないのか・・・。
それが麓華苑開所のきっかけとなりました。
「この町で安心して生活を送り続けるには？」この考えに多くの方々からご協力をいただき、平成14年10月に定員100名の介護老人保健施設（長期入所・ショートステイ）からスタートし、在宅での生活を支える通所リハビリ、居宅介護支援事業所、通所介護、訪問介護と在宅サービスの充実に取り組んでまいりました。
特別なことをしているのではありません。
長年つづけてこられた自分の暮らしが継続できるように、そのための施設であり、介護でありたい。
わが家、という空気に包まれた「大きな家」をつくるために。
ずっと住み慣れた家で過ごしたい・・・。これが多くの高齢者の皆様の希望です。
それは介護が必要になってもその気持ちは同じ。
私たちは常に「個性、満足度、自分らしさ」を大切にする介護を目指していきます。
そして、何よりも重要な「住宅の延長線上にこの施設がある」という考え方のもとに自分らしくあたり前の生活ができる自分の家としての施設環境を実現していきます。
私たちは高齢者のよき理解者としていつも横に座り続けます。
そして、我々職員は常に成長するために努力し続けます。
医療法人社団 白樺会
理事長 中 川 明 子
基本理念
まごころを込めたサービスの提供、高齢者の自立支援、地域社会への貢献が基本理念です。
まごころを込めたサービスのご提供長年培ってきた経験やノウハウを活かし、まごころを込めた介護サービスをご提供することで、より豊かな生活支援につなげます。
高齢者の自立支援高齢者が自らの意思に基づき、自らの能力を最大限に活かして、 自立した質の高い生活を送ることができるように支援します。
地域社会への貢献高齢者の生活を支える事業者として、地域との共生を図りながら介護サービスを提供し、地域福祉に貢献します。
運営方針
ご利用者様が可能な限り、その有する能力に応じ自立した日常生活を営むことができるよう、必要な日常生活の支援および機能訓練等を行うことにより、社会的孤立感の解消および心身の機能の維持ならびにご家族様の身体的および精神的負担の軽減を図るものとし、以下の項目を方針とします。
- ご利用者様の人格を尊重し、つねにご利用者様の立場に立ったサービス提供に努める。
- 明るく家庭的な雰囲気を有し、地域や家庭との結びつきを重視した運営を行う。
- 市区町村、他の介護保険施設その他の保健、医療または福祉サービスを提供する者との密接な連携に努める。
